今回の記事が初めての投稿になります。
ご覧いただきありがとうございます。ごんです!
普段は、フリーランス(個人事業主)としてエンジニアをしつつ、エンジニアの独立支援も行っており、スキルシートの添削から案件探しまで全面的にサポートしています。
この記事では、実際に僕が高卒未経験からプログラミングを独学し1年でフリーランスのエンジニアとして独立した過程についてお話します。
特に後半では、僕の価値観とエンジニアの独立支援に対する想いを深く掘り下げています。
思いの丈を全て記載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
軽く自己紹介
まずは、「この人何者?」という方がほとんどだと思うので、軽く自己紹介します。
- 2020年1月から独学でプログラミング学習を開始
- 2020年6月に都内の自社開発企業に入社
- 2020年12月にJavaのエンジニアとして独立(月単価42万円)
- 2021年7月にKotlinでAndroidアプリ開発案件に参画(月単価51万円)
- 2022年7月に案件チェンジして単価UP(月単価73万円)
- 2023年3月に案件チェンジして単価UP(月単価80万円)
こんな感じの人です!
現在は、Kotlinをメインにネイティブアプリ開発のエンジニアとして、大手交通系アプリのプロジェクトに参画しています。
スキルセットとしては、JavaやKotlinの他にも、実務経験を通じて下記の技術を経験してきました。
- PHPを用いたバックエンド開発
- ReactとTypeScriptでのフロントエンド開発
- Swiftを用いたiOSアプリ開発
- Python、Node.js、Express、Vue.js、AngularJS …
開発手法については、大規模なウォーターフォール開発から、小規模なアジャイルやスクラム開発まで幅広く経験しており、担当工程としては、基本的にプロジェクトの設計フェーズからリリース・運用保守まで担当しています。
また、趣味でFlutterを使用してクロスプラットフォームアプリの開発を行っており、AppStoreとPlayStoreにアプリをリリースし運用していたりします。
こうして見ると、わずか3〜4年でかなりの経験を積んだように見えるかもしれませんが、元々は、完全に独学でプログラミングを学び実務経験半年で独立しました。
もちろん、経験不足から何度も失敗してきましたし、一時期は限界を感じてすべて投げ出して辞めたいと思っていた時期もあり、友人に泣きながら相談したこともあります。
そういった僕の実体験から得た知見を皆さんと共有できればなと思います。
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フリーランスエンジニアを目指した理由
高校卒業後は公務員、そして転機
小学1年から高校卒業まで、ずっとサッカー漬けの毎日でした。
将来のことは特に考えていなくて、親からも「大学行くお金ないよ」って言われていたので、高校卒業後は公務員が無難だなと(安易過ぎますよね、今思えば…)
でも、当時はそんな感じで、何も考えずに公務員試験を受けて、1次試験の筆記から3次試験の最終面接まで通り、公務員になりました。
でも、10ヶ月で辞めちゃいました。
きっかけは正直よく覚えていないのですが、日々の不満やストレスが積み重なって、ふと「これからは死ぬまでやりたいことだけをやって生きよう」となぜか吹っ切れました。
エンジニアを目指すきっかけ
仕事辞めたはいいものの、田舎育ちの自分には特別なスキルや実績は何一つなく
周りに相談できる人もいなかったので、とりあえず「海外 旅 自由 仕事」ってググるところから始めましたね。
それくらい当時は何も分かってなかったんです。
色々調べてるうちに、ライターやブロガー、Webコンサルタント、YouTuberの記事が出てきて、その中でフリーランスエンジニアに関する記事を見つけました。
最初は正直、プログラミングスクールの「年収1,000万円稼いで自由に生きる」みたいな広告を見て「うーん、怪しいなぁ」とも思いましたが、タイピングだけは得意だったので「よし、これをやろう!」と即決しました。
当時、パソコンを持っていなかったので、その日の内にヤマダ電機に直行。なけなしのお金でMacBook Airを買いました。
(購入したのは、メモリ8GB、ストレージ256GBの必要最低限のスペック。まあ、半年後には「最低でもメモリ16GB買えば良かった」って後悔することになるんですけどね…笑)
新しい挑戦の始まり
今でも鮮明に覚えていますが、その日は2020年の1月9日、「1年以内にフリーランスとして独立する」という明確な決意を固めました。
フリーランスになるまでのステップ
プログラミング独学
パソコン買ったはいいものの、貯金はほとんどなくて、もちろんプログラミングスクールに行くお金もなく、自分で決めた道だから親に支援してもらうことなんて一才考えていませんでした。
「自分の力だけでやるぞ!」って決めて、独学で勉強を開始。
最初は「Web制作の方がエンジニアより自由度高く稼げるようになるのでは?」と思い、Web制作の勉強から始めました。
1年以内に独立すると決めていたので、友達との連絡も全て断って、毎日スタバで朝から晩まで勉強してましたね。お昼はスタバの隣のスーパーで150円の焼き芋買って済ませて、時間もお金も節約してました。
お金はかかりますが、スターバックスで勉強することを選んだのは、家では集中できないと分かっていたからです。
目標達成できなかったらお金以前の問題なので、カフェ代に毎日500円使っても、環境への投資は惜しまないことにしていました。
そんなこんなで、1ヶ月もすればWebサイトを作れるようになり、ポートフォリオもある程度完成。そこからは実際にお金を稼ごうと、地元の営業会社に片っ端から電話やメールを送り営業を開始しました。
そのおかげで、勉強開始2ヶ月で数万円は稼げるようになりました。
でも、そのとき「Web制作って誰でもできるんじゃない?」と思い始めて、確かに自由に働けそうだけど、長い目で見て安定して稼げるかな?って不安になったんです。
それで、より専門的なスキルを身につけようと思い、プログラミングを勉強して本格的にエンジニア目指すことにしました。
多くの記事やブログを参考にした結果、フリーランスエンジニアとして独立するためには実務経験が不可欠だと知り、Web制作で身につけたWordPressの知識を生かし、言語はPHPを選択、LAMP環境下でWebアプリを開発し、それをポートフォリオに転職活動を始めました。
Wantedlyなどの転職プラットフォームを利用し、100社以上に応募した結果、なんとか東京の自社開発企業へ転職することができました。
さすがに東京に行くお金はなくて。最初は全部自分でやるつもりだったんですけど、結局親に相談して「年内に倍にして返すから」と約束をして10万円を借りることに。
東京に行く新幹線の中で封筒を開けたら、10万円の現金に加えて、母さんが使わずに貯めてた商品券が5万円分入ってて。思わず電車の中で泣いちゃいましたね。
会社員時代
東京に移り住んだ後は、都内の家賃3万円のシェアハウスで生活を始めました。ナイジェリア出身のジョン、レバノン出身の男性、日本人女性と僕の4人で、5畳ほどの部屋を共有していました。部屋には2段ベッドが2つ設置されているだけの狭い空間でした。夏は蒸し暑く、冬はものすごく冷えて、暖房器具からは嫌な臭いがするし、湿気の多さで服にカビが生えることもありました。(笑)
上のベッドで寝ているジョンは、寝返りを打つたびに物音がすごいし、洗濯物も洗わずにベッド内に放置する人もいれば、いびきがありえないくらいうるさい人もいて、とにかく最悪な環境でしたね。
( 僕の場所は2段ベッドの下で、基本的にはこの中で作業していました。)
入社した会社では、JavaやPHPを用いたシステム開発を学びましたが、給料は18万円。
僕には貯金がほとんどない状態だったので、東京で暮らしていくには経済的にこのままではやっていけない状況でした。
会社員時代は、独立のことばかり考えており、毎朝7時から出社して10時ごろまで会社に残って業務や勉強。業務中もひたすら実践的に学ばせてもらいアウトプットを出しての繰り返しで、土日も一日も休まずにカフェに行って勉強する日々を繰り返していました。
また、個人開発も並行して行っており、Github上で実際のチーム開発を意識しながらアウトプットを出して、足りないスキルや知識を補っていました。
その甲斐あって、実務ではJavaやPHPシステムの新機能追加や機能改修など経験でき、チーム開発やプロジェクトの進め方についても実践的に学ぶことができました。
半年ほど経ったタイミングで、業務も問題なくこなせるようになり、フリーランスとして独立できそうだなと感じ始めたので、実際に案件を探し始めました。しかし、実務経験が少ない中で案を見つけることは困難でした。
実際、少ない実務経験で案件を探すと、中々良い案件に恵まれず、紹介されたとしても、これまでの開発経験とは異なるサポート業務が多かったです。やはり「少なくとも1〜2年の経験は必要ではないか」と考えるようになりました。
そんな時に、今でも本当にお世話になっている営業さんに出会い、助けを借りて案件を探してもらうことになりました。
すると、すぐにいくつかの案件が見つかり、面談を受けたところあっさりと合格をもらい、実務経験半年でJavaのエンジニアとして独立することができました。
僕一人の力で転職まではできましたが、実務短期間で独立できたのは間違いなくこの営業さんにサポートしていただけたからですね。
後の話にはなりますが、現在に至るまで一度も案件が途切れることなく、順調に単価アップし、JavaからKotlinへのスキルチェンジも実現でき、休みも自由に調整できているのは間違いなくこの営業さんのおかげです。
目標にしていた「1年以内に独立」も無事達成することができました。
フリーランスとして独立
最初の案件は、Javaのシステム開発で月単価42万円でした。今でこそ少ないと感じますが、当時は1年間で収入が3倍近くになったことが最高に嬉しかったのを覚えています。
フリーランスとしての初給料で、親に借りたお金も倍にして返すことができましたし、今では、毎月10万円親に仕送りできるようにもなりました。
ただ、独立後の業務においては、やはり実務経験半年の状態で独立したこともあり、最初はアウトプットを出せない日も続きました。
今までの会社と異なるツールやプロジェクトの動き方をすることもあり、そこのキャッチアップにも苦労しました。
特に辛かったのは「Node.js、Express、AngularJSを使用して、クライアント向けのデモアプリを一人で作るよう求められたこと」です。最初は新しい技術学べることが嬉しくて、Udemyの教材で0から学んで開発を始めましたが、そううまくはいきませんでした。
当時は、コロナ禍ということもあり完全リモートで中々質問することができず、というか、そもそも現場にこれらの技術を使用している有識者がおらず、質問できる人が一人もいない状況でした。 (なぜその技術を選定したのかは不明… )それに、期日もわずか3週間と短く、毎日朝から晩までそのことで頭がいっぱいで、もちろん土日も休まずにやりました。
その期間は本当にしんどかったですね。
毎日朝起きたら、納品の期間に追われ、期日が迫る中で進捗も思ったように出ず「自分はエンジニアに向いていないのでは」そう思うようになり、毎日、逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。
エンジニアでもある友人に泣きながら相談したのを覚えています。。
進捗報告は毎日行っていましたが、最終的には現場の上長に呼び出され緊急MTGが開かれることになり、その日から数日間、出社して終電まで作業を行うことになりました。
最終的には、なんとか成果物を出すことができました。
今となっては新しい技術でも3週間あれば十分成果物は出せますが、当時はそうではありませんでしたし、今振り返ると、自分の技術不足はもちろんありましたが、経験のない技術でバッファもなく無理な要求をされ、案件先にも有識者がいない技術を選定したのが問題だったと思いますね。
( 結局、フリーランスになってこのような経験をしたのは最初の案件だけで、他の現場でこのような過剰な要求はされることは一度もなかったです。)
その後は実務にも慣れたことで、仕事も楽になっていき、今後はフルリモートかつ高単価で自由度の高い働き方を実現したいと考えました。
そこで、業務外でKotlinの個人開発をスタートし、独立から7ヶ月後にはKotlinを用いたAndroidアプリ開発の案件に参画することができました。
Kotlinを用いたAndroidアプリ開発案件へのシフトにより、環境も大きく変わりました。
- 業務時間:9時~18時→10時~19時
- 作業PC:Windows→MacBook
- 作業形態:常駐→フルリモート
- ツール:社内ツール→Google関連ツール
- 身なり:スーツ→服装髪型自由
全てにおいて環境がモダンになりましたね。
何より、ネイティブアプリ開発はUIから構築しユーザに近いところで作業できるので、開発していてすごく楽しいです。実際に、普段利用しているような有名なアプリの開発にも携われますし、リリース後にユーザからフィードバックや評価がいただけるのも嬉しいです。
( JavaからKotlinへのスキルチェンジや現場感の違いについては今後記事にします!)
その後は、フリーランスとして実務経験を積みつつ単価を上げ、今ではフルリモートで月80万円いただけるようになりました。
案件の切れ目や月の作業時間を調整するなどして、基本的に自由に休みが取れるようにもなり、憧れていた海外旅行も実現させることができました。
昨年は、2ヶ月間一人でヨーロッパに行き、オランダ・スペイン・フランス・スイス・ドイツ・フィンランド… など約10カ国旅して、念願だったエジプトにも行くことができました。タイにも3回ほど行きましたね。
また、先日は2~3週間の休暇を取り、アルゼンチンのブエノスアイレスに行きました。そこからさらに「世界最南端の街」ウシュアイアを訪れ、2週間の南極クルーズにも参加してきました。
クルーズ代は約200万近くかかりましたが、フリーランスとして独立したことで金銭面にも余裕が出てきて、やりたいことに十分にお金が使えるようになりました。
最初は「プログラミングで年収1,000万円」なんて胡散臭いって思っていたけど、何一つ怪しいことをしなくても数年で実現できましたし、正しい方向性で継続し続ければ全然達成可能なんだと知ることができました。
この道を選び、諦めずに続けてきて本当によかったなと今でも感じています。
( 南極やエジプトに行った時の写真)
僕のエンジニア支援の始まりとこれから
と、ここまでフリーランスとして独立し現在に至るまでの経験を書いてきましたが、
僕がフリーランスとして1年経たずに独立できて、経済的にも時間的にも自由な状態を実現できたのは「良い営業さんにサポートしてもらえたこと」これが本当に大きかったと思います。
現在に至るまで、一度も案件が途切れる事なく、スムーズに単価UPでき、自由に休みが取れるのも営業さんのサポートのおかげで実現できています。
僕自身も、これまで友人含め10人以上の「フリーランスとして独立したい」というエンジニアの相談に乗り、独立に携わってきましたが「収入が上がった」「フルリモートで自由度が上がった」といった感謝の言葉をいただけるのが本当に嬉しくて、やりがいを感じるようになり、独立を目指す方のサポートをしていきたいと強く思うようになりました。
数年前は、自分がスキルを身につけるので精一杯で情報発信をする余裕なんて1ミリもなかったですし、もちろんサポートできるレベルにはなかったと思います。
ただ、今ではフリーランスエンジニアとして4年目を迎え、フリーランスとして様々な現場で経験を積みながら、エンジニアとしてのレベルも上がってきた自負があります。
そして、今度は僕が、独立を目指すエンジニアに「価値を提供していきたい」という想いでエンジニアの独立支援を始めることにしました。
僕が独立した時は横の繋がりが欲しかったですし、現場での立ち回りや成果の出し方も分からなければ、どのようにスキルチェンジして単価を上げていけばいいのか何一つ分かりませんでした。
だからこそ、自分が思ったことをサポートとして取り入れる事ができるし、エンジニアの視点からアドバイスやサポートをすることができると思ってます。
本気でフリーランスエンジニアを目指したい人へ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
僕は大袈裟でもなんでもなく「プログラミング」を学び「フリーランスエンジニア」として独立したことで人生が好転しました。
これからは少しでも誰かの人生をより良くできたら嬉しいですし、単に稼ぐだけではなく「時間」や「場所」に縛られずに自由に働けるエンジニアになって、今後一緒に面白いサービスや事業も作れたら絶対に楽しいし最高だなとも思ってます。
- 『今は未経験だけど、これからフリーランスを目指したい』
- 『既に実務経験があり、フリーランスとして独立を検討している』
- 『現役のフリーランスだけど、スキルチェンジや単価を上げたい』
昔の僕がそうだったように、こんな目標がある方が多いと思います。
そんな方は下記の公式LINEから気軽にご相談ください👋
フリーランスを目指したい方向けに無料個別相談もやってます!
P.S. 僕は堅苦しい関係はちょっと苦手なので、プライベートでの飲みやご飯のお誘いなども大歓迎です!笑 気軽に声かけてください☺️