はじめに
元々、Javaのエンジニアとしてキャリアをスタートし、そのままJavaの案件でフリーランスとして独立したのですが、最初はレガシーなシステムの開発ばかりを担当していたのもあり仕事が1ミリも楽しくなかった。
正直、プログラムを書くこと自体がそこまで好きな訳でもないので当時は苦痛でしかなかった。
でも、どうしてもモダンな環境で働いてみたいという理由で、個人開発でKotlinを学習し始め、Androidアプリ開発にシフトしたところ、仕事がめちゃくちゃ楽しくなって働く環境も圧倒的に良くなりました。
当時はエンジニアの業務でもここまで違うんだと衝撃を受けましたね。
今回は、そんなAndroidアプリ開発の楽しさや具体的にどのように環境が変化したのかを簡単にまとめてみました。
今の業務が苦痛でも環境や言語を変えることで日々の仕事が楽しくなることもあるので、もし今悩んでる方がいれば少しでも参考になれば幸いです。
Androidアプリ開発をお勧めする理由
1. 純粋に楽しいしワクワクする
まず、開発しててテンション上がります。
開発環境は Android Studio を使用して、画面上にエミュレータ(仮想デバイス)で実際のスマホ画面を表示しながらコードを書いてアプリを構築していきます。
完全に個人的な意見でしかないのですが、画面上にスマホがあるだけで「今アプリ作ってる!」って感覚ですごいテンション上がって、ワクワクして楽しいです。
2. 条件が良い
Androidアプリ開発の案件は、基本的に働き方の自由度が高く高単価を狙いやすいです。
案件を探すと下記のような条件イメージです。
- フルリモート(地方在住や海外在住も可能)
- フルフレックスあり
- 服装髪型自由
- 勤務時間10時~19時
- MacBook(大体最新モデル)
- 比較的若い人が多い
- Google関連のツールなど基本自由に使える
独立当初はJavaのシステム開発案件で、スーツ&常駐勤務で働いていたので、環境面の違いには衝撃受けました。
(※Web系の案件だと基本上記の条件が普通だとは思いますが。)
3. 携わる案件が楽しい
これは仕事の楽しさにも直結してるのですが、携わる案件が誰もが知ってて日常生活でも使ってるようなアプリの開発案件ばかりでシンプルに楽しいです。
自分はこれまで
- コンビニのアプリ
- アパレル系のアプリ
- テーマパーク系のアプリ
- 配車アプリ
- 交通系のアプリ
などなど、大手の有名どころの案件に参画することが多く、案件の内容的に普通に楽しんで仕事ができています。
これは自分が優秀だからという訳では一切なく、フリーランスとして案件を探す際に大手のアプリや名が知れてるアプリの開発案件が案件情報として上がってることが多いです。
案件探しや面談自体もすごい楽しくて、案件先の話聞くだけでもすごいテンション上がってワクワクします。
もちろん「こんなアプリ誰が使うん?」っていうニッチなアプリもありますがそれはそれで楽しかったです。
どうせ仕事するなら自分の興味のある領域や業界のアプリに携われた方が楽しいんじゃないかなと思ってます。
4. 分かりやすい実績になる
日本だとAndroid端末使ってる人がそもそも少ないっていうのはありますが「何のアプリ作ってるんですか?」と聞かれた時に「このアプリ作ってます」っていうと「えっすご!」って大体なります。
自慢したいわけでも何でもなく、無駄な説明不要で分かりやすい実績になります。
5. 私生活で使える & ユーザからのレビューをもらえる
業務でリリースしたアプリを私生活で実際に使うことができるので、機能追加や画面改修したバージョンがリリースされると、手元で確認できて純粋に嬉しいです。
0から作ったアプリなんかは特に感慨深いですね。
あとは、ストアから実際にユーザのレビューを確認できるので自分の仕事への活力に繋がってやりがいが生まれます。
6. 人が足りてない
これはもう間違いないですが、市場にはAndroidエンジニアが不足してます。
今まで参画した現場でもそうですが、オフラインであった人たちからも「Androidエンジニアが足りない」ってみんな口を揃えて言ってます。
iOSは比較的人が足りてる印象ですが、Android開発者はまだまだ足りてないのでチャンスだなと思います。
最後に
最近、JavaからKotlinのAndroidアプリ開発にシフトしたいという相談がよく来るようになったので個人的に感じていることをまとめてみました。
自分はJavaのシステム開発からAndoridアプリ開発にシフトしたことで、本当に仕事が楽しくなりましたし働く環境も断然良くなりました。
自分の周りでも独立後にJavaからAndroidにスキルチェンジした友人がいますが今では楽しんで仕事してます。
もちろん良い部分だけでなく、ゼロからネイティブ開発の知識入れるのは大変なことですし、バージョンや機種を気にしてストレスがかかるようなデメリットもあります。
ただ、それが気にならないくらいメリットがあると思ってます。
どうせエンジニアとして仕事するなら自分の楽しい領域で仕事できた方が良いと個人的には思ってますし、今のエンジニア業務が苦痛でも環境や言語を変えることで日々の仕事が楽しくなることもあるので、自分に合った環境を見つけることが大事だと思います。
もし気になった方がいれば、ぜひAndroid開発挑戦してみてください!
Androidへのスキルチェンジや実際の案件探し、学習方法で不明点や困った点あればいつでも気軽にご相談ください👋
追記:Javaからのスキルチェンジの方法やAndroid開発者目指すためのロードマップはまた気が向いた時にでも作成予定です…